社員インタビューINTERVIEW
INTERVIEW社員インタビュー
“作る”から“確かめる”へ。 巨大構造物と向き合う毎日
工務部(NDI) / H・R
2018年1月入社
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この会社に入社を決めた理由は何ですか?
工業高校を卒業後、職業訓練校で溶接や機械加工などの実習を経験し、その分野での就職を目指していました。 そんな中で偶然、ものづくりを「作る側」ではなく「検査する側」の仕事があることを知り、興味を持ちました。 訓練校で学んだ加工や製造の知識が活かせると思いましたし、製品の完成後にどう品質を確かめるのかという視点にも魅力を感じました。 実際に働いてみて、作るだけでは見えない構造や仕組みの奥深さに触れられることに、やりがいを感じています。
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現在の仕事内容を教えてください。
現在は、製油所や化学プラント、火力発電所などの現場にて、主に目視による非破壊検査業務を担当しています。 なかなかスポットライトがあたる仕事ではないのですが、社会インフラを支える一員として、 やりがいとプライドをもって仕事をしています。
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仕事のやりがいや面白さを感じる瞬間は?
検査を通して、普段は目にすることのない大規模な構造物や機器の内部を間近で見ることができる点に、非常に面白さを感じています。 また、構造の仕組みや役割を学ぶことで、「なぜこのような設計になっているのか」といった背景まで知ることができるのも魅力のひとつです。 目の前で巨大な設備が分解されていく様子には、まさにロマンがあり、毎回ワクワクしながら作業にあたっています。
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入社前と入社後でギャップはありましたか?
入社前は、工業高校や訓練校で学んだ知識があればある程度対応できるだろうと考えていましたが、 実際の現場では、図面や資料だけでは想像しきれない構造や仕組みも多く、現物を見て初めて理解できることがほとんどでした。 そのため、前提知識よりも現場経験の方が重要に感じられ、異業種からの転職でも十分に活躍できると実感しています。 一方で、検査結果を相手に正確に伝えるためには文章力や表現力も求められるため、 工業分野しか学んでこなかった自分にとっては、その点が課題だと感じています。今は、分かりやすく伝える力を少しずつ磨いているところです。