社員インタビューINTERVIEW
INTERVIEW社員インタビュー
努力している人は、夢中な人に勝てない
サービス部 / 整備課 A.N
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志望動機は?
メーカー系の自動車専門学校で2級整備士の資格を取得し、新卒で日本車ディーラーに入社しました。そこでは約4年半勤務し、重整備から入庫管理、さらにはフロント業務まで幅広い経験を積むことができました。
そんなある日、整備振興会での研修に参加した際に、メルセデス・ベンツのユニフォームを着たメカニックの姿を目にしました。その姿がとても格好良くて、思わず目を奪われたんです。実は学生時代からメルセデス・ベンツのディーラーで働くことに憧れを持っていました。
でも当時は「自分には無理だろう」と、どこかで諦めてしまっていました。
それでも、仕事を通じて得た経験と自信、そして何より消えなかった憧れが、再び背中を押してくれました。「挑戦してみたい」「地元・沼津でメルセデス・ベンツのプロとして活躍したい」と強く思い、これまでお世話になったディーラーを退職し、沼津ヤナセへ入社を決意しました。 -
沼津ヤナセに就職して良かったと感じるところ
他社での経験があるからこそ、沼津ヤナセの教育制度の良さを強く実感しています。特に「フレッシュマン制度」は、他にはなかなかない、大きな強みだと感じています。
この制度では、新人である「フレッシュマン」に対して、専属の「フレッシュマンリーダー」と呼ばれる先輩が付き、基礎から丁寧に指導してくれます。整備に必要な知識や技術、ルールをしっかりと身につけた上で、現場に出ることができるんです。
私が以前いた職場では、現場に出た初日から「見て覚えろ」「先輩の技を盗め」というスタイルが当たり前でした。もちろん、それも大事な学びのひとつですが、基礎がないまま現場に出ると、自信を持てず、不安な気持ちで作業することになってしまいます。
沼津ヤナセでは、そうした不安やリスクをできる限り取り除く環境づくりが徹底されています。お客様満足(CS)や社員満足(ES)を大切にする姿勢が、制度にも表れていると思います。フレッシュマン制度が終わった後も、リーダーや他の先輩たちが常に気にかけてくれるので、「一人で悩んでいる」という感覚はほとんどありません。安心して成長できる環境が整っていると感じています。 -
メカニックに求められていること
私が思うに、メカニックとして大切なのは「学ぶ意欲」と「向上心」だと思います。
経験を重ねるごとに、車種ごとのシステムやよくあるトラブルの傾向、注意点など、学ぶ機会がどんどん増えていきます。先輩の作業を見に行って質問したり、自分なりに調べて吸収したりする中で、「知識の引き出し」が増えていく感覚がとても楽しいんです。
そうした知識の積み重ねがあると、故障診断も格段にスムーズになります。もちろん“勘”に頼るのではなく、過去の経験や知識を活かして、「まず疑うべき部品やユニット」をしっかりと絞り込んでいく。そこから診断・確証へと進めることで、より早く的確な修理ができるようになります
「次はもっと難しい症例にチャレンジしてみたい」と、自然とやる気も湧いてくるんですよね。常に学ぶ姿勢を持ち続けるメカニックこそ、一番成長できると思っています。
沼津ヤナセには、そうした意欲に対して全力で応えてくれる先輩たちがいます。これからの自分の成長が、とても楽しみです。 -
今後の目標
一言で言うならば、「どんな難題も恐れず、自分の得意を磨き上げる」こと。これが、私が仕事をする上で大切にしている想いです。
入社時に、「自分の限界を、自分で決めるのはやめよう」と心に決めました。以前はどちらかというと、自分を過小評価してしまう性格だったのですが、それが技術の向上や自分自身の成長を妨げていると感じたからです。
そんな時に沼津ヤナセの先輩方は「頼りにしているよ」「いつも頑張っているね」など大変嬉しい声を掛けてくださいました。そのおかげで「まだまだ成長できる」「もっと期待に応えたい」と思うようになり、少しずつ性格が良い方向に変わってきたと感じています。
近代の自動車工学は日進月歩で、常に勉強が必要です。でも、私にとって“学ぶこと”は全然苦ではありません。もともと「なんでも知っている人でありたい」という想いを持ってきたので、むしろ楽しいと感じています。
これからも、限界を勝手に決めずに向上心と期待を背負う使命感を後ろ盾に突き進んで行きたいと考えています。応援してくださる先輩方と、数多くの勉強の機会を与えてくださる沼津ヤナセは“得意を磨き上げる”には最適な職場だと私は感じています。